リビングのリフォーム

リビングは、家族が自然に集まり、くつろげる場所でありたいものです。リビングのリフォームの注意点を確認しておきましょう。リビングを、住宅のどの位置に配置するかということが、まず重要となってきます。
例えば、家族それぞれの動向がさりげなく伝わってくるようなリビングであれば、家族の接点が生まれ、家族が自然に集まりやすいリビングになるというものです。
また、リビングで大切なことは、居心地の良さということでしょう。家庭によって様々な生活スタイルがありますが、くつろぎをコンセプトにしたライフスタイルを望むのなら、家族も居心地が良く、来客にもくつろぎを提供できるものになるでしょう。
リフォームの際には、ご自分の生活スタイルにあわせたリビングを提案することが大切です。リフォーム会社のプロの意見も取り入れ、すてきなリビングにリフォームしたいものです。

リビングリフォームの方向性

リビングは、家族やお客様との団欒や憩いの場、コミュニケーションをとる大切な場所として家庭の中心部と言えます。まず、リビングとダイニングの位置関係を考えてみることで、快適なリフォームの足がかりとしてはいかがでしょうか。
例えば、生活スタイルによって、フォーマルなお客様が多い方には、ダイニングやキッチンはあまり見せたくないものですので、リビングとダイニングを別々にした方がいいでしょうし、気心の知れた友人を招く機会が多く、開放的な広々とした空間を望むのであれば、リビングとダイニングを一つにすることで、より広くなり、なごやかな雰囲気を演出することが出来ます。

最近では、2階部分にリビングを設けるリフォームもあり、リビングを明るく眺めの良い空間にすることが出来る点で人気があります。
また、リビングには、サンルームを増設することで開放感を出す方法もあり、明るく広いリビングが人気となっています。それぞれの生活スタイルにあったリフォームで、快適な住いを手に入れたいですね。

窓のリフォーム

住まいの中で、窓は熱の出入りが一番多い箇所といわれます。窓の断熱性を高めるには、複層ガラスにする方法や、二重サッシ、断熱サッシに変える方法があります。結露が少なくなり、防音性も向上します。
言うまでもありませんが、窓は外観やインテリアの印象を決める大切な要素です。種類やデザインがとても豊富なので、住まいに合ったものを選ぶようにしましょう。
また、窓の防犯対策は重要です。防犯ガラス、雨戸、センサー付きなど、色々な方法がありますので、住まいや窓のタイプに合わせて対策しましょう。特に雨戸は、防犯性と風雨から窓を守るために効果的です。
雨戸には、引き戸タイプやシャッタータイプ、閉めたまま換気できる電動通風タイプなどがあり、窓に合わせて選ぶことができます。

ドアや窓の種類

内装ドアは、形によって、さまざまなタイプに分けられます。開き戸 蝶番を軸にして開閉する、最も一般的なタイプです。開く側にスペースが必要ですが、さまざまな空間にコーディネイトしやすいドアです。片開きタイプ、両開きタイプがあります。
引き戸・吊り戸 引き戸は扉を左右にスライドさせて開閉するタイプです。前後に開閉スペースがない場所に適しています。片引きタイプ、引違いタイプ、引き分けタイプなどがあります。上吊りで床面のレールが不要な「吊り戸」もあります。折れ戸 2枚1組の扉をたたんで開閉します。
建具の高さは、昔から1800㎜(6尺)が一般的でした。しかし、最近では日本人の背が高くなったことや、天井の高い部屋の普及などによって2000㎜以上のものも増えています。