断熱リフォーム3

【天井の断熱リフォーム】

壁に続いて天井の断熱リフォームですが、普段家にいて夏場は天井から暑さを感じたり、冬場は天井から冷気を感じてしまう心当たりがあれば、それは天井の断熱リフォームを行うことを検討してもいい時期だと思います。
天井のリフォームについては工期は2~5日日間くらいと短く、また工事の内容も基本的には天井裏に断熱材を隙間なく敷き込むだけの作業です。それだけでの作業で室内温度を快適に保つ事ができます。

天井の断熱リフォームでは主に2種類の工法があります。
1つ目は「敷き込み工法」といって断熱材を天井の骨組みの間に敷く工法で、2つ目は「吹き込み工法」という綿状断熱材を吹き込んでいく工法で、この吹き込み工法の場合は例えば天井に梁などの障害物があったとしても簡単に対応出来るのが特徴です。
断熱材の材料費も高額なものではなく、1㎡あたりの施工費用は約4千円~9千円くらいが相場で、例えば一戸建て住宅で、25㎡位の天井の場合10~22.5万円程度で家全体の断熱リフォームが出来ます。
勿論もっと天井が狭い家でしたら費用はさらに安くなります。

【床下の断熱リフォーム】

冬になると床から冷気を感じることありませんか?そんなかたには床下断熱リフォームがおすすめです。
最近の家では床暖房を入れたり、気密性の高い床材を使用したり、断熱材を入れている住宅も多いですが、古い住宅の場合はそういった対応をしていなかったので、冬になると床下から冷え込んでくるというケースが多くあります。

床下の断熱リフォームの場合一戸建ての場合は床材を剥がして断熱材を入れる必要はなく、床の裏から断熱材を入れることが出来るケースが多いです。勿論床材が劣化している場合は床材と一緒に張替え工事したほうがいいでしょう。