屋根のリフォーム

屋根は、風雨を防ぐという重要な役割を担っているものだけに、劣化によるリフォームも適宜必要となります。屋根のリフォームをいつ行ったらいいのか、タイミングを見極めることが大切です。
屋根のリフォームが必要になるサインは、具体的には屋根にコケや雑草が生えてきたり、枯葉が溜まり始めた状況、瓦がずれたり、屋根の色あせが目立ったりした場合などが挙げられます。

これらのリフォームサインがでてくると、屋根の美観も損なわれ、雨漏りの原因になったり、瓦の落下等の心配も出てきますので、専門の業者に点検をしてもらうことをお勧めします。
このタイミングを見逃したままでいると、雨漏りで内部の柱を腐らせたり、天井や壁にシミをつけたりといった状況にもなり、住宅の寿命を縮める原因にもなります。屋根のリフォームの必要性を的確に見極め、早めのリフォームをすることで、大切な住いを守っていきたいものです。

太陽光発電

太陽光発電と聞くと、電気代の節約は嬉しいものですが、設置費用が高いというイメージがあります。確かに、太陽光発電の設置費用は、 1軒につき2百万から3百万と言われ、初期費用として決して安いものとは言えませんが、長い目で見れば高くないかもしれないようです。
リフォームで、屋根に太陽光発電を設置すれば、太陽のエネルギーを電気に変え、その電気を家庭で利用することが出来ますので、光熱費を抑えることが可能な他、余った電気は自動的に電力会社に売ることも出来るシステムになっています。
地震や台風などの緊急時の停電でも、発電している分の電気は使うことが出来ますので安心です。屋根のリフォームの際に、人と地球に優しい太陽光発電の設置を考えてみる方も増えて来ているようです。

階段のリフォーム

住宅の収納場所は、スペースは限られているものの、多いほうがありがたいものですね。リフォームのアイデア次第で、収納場所を確保して、片付けやすい家にすることが出来そうです。
リフォームの具体例としてよく行われる方法は、階段の下の空いているスペースを、収納場所として有効利用することです。
普段使わない道具を入れたり、クロークとして使うことも出来ますし、キャスター付きの棚を設置する等の工夫で便利に使え、アイデア次第で階段下のスペースを立派な収納場所にリフォームすることが出来ます。
また、階段の途中にちょっとした収納スペースを作ることで、見せる収納を楽しんだり、植物や趣味のものを飾ったり出来る、グレードアップした空間としての階段を演出することが出来ます。

階段をバリアフリーに

階段は高齢者にとっては勿論、家の中でも事故の多い、危険な場所となりますので、しっかりとバリアフリーにリフォームしたい箇所になります。
階段のバリアフリー化のポイントは、移動がスムーズに行えるようにすることと、転落事故を防ぐということの2点につきます。
まず、階段のバリアフリーリフォームでは、手すりの設置が一番手っ取り早い方法となります。手すりは、階段の両側に設置するのが理想ですが、片側にしか設置できない場合には、利き腕側に設置するようにしますが、下りる時の利き腕にされることが多いようです。
また、階段の始めと終わりは転倒しやすいので、手すりは必ず踊り場まで伸ばすようにしたいものです。
長い階段であれば、途中で踊り場をとるようリフォームすれば、万が一のための転落の被害を最小限に抑えることが出来るでしょう。さらに、階段のバリアフリーリフォームでは、足元を照らす照明の設置も必要です。