住まいの建築費用

実際に住まいを建築しようと決めてから、次に出てくるのは費用の検討ですよね。立て替えで無い場合には土地の費用も含まれます。大体の金額として、いくらまでなら出せるのか、しっかりと住まいの建築に向けて考えなければなりません。
住まいを建築する際には、建築費用だけでは無くて、引っ越し費用や家具家電などを購入するものも含まれますし、建て替えの場合には、当面の仮住まいのことも考えなければなりません。
大抵の方は住宅ローンを組んで住まいを建てると思いますが、銀行や国金など様々な機関があり、それぞれで利息や月々の返済金額も変わってきますね。
まず第一に、住まいを建築するためのローンは、向こう数十年は払い続けなければなりません。万が一仕事を長い間休んだりした時でも影響がないような返済金額のプランを立てるようにして、無理のない内容でローンを組むようにする事が大切になってきます。

土地を選ぶ

住まいを建築する際には、土地を選ぶときにいくつもポイントがあります。建て替えの場合にはさほど関係ありませんが、そうで無い場合には、土地の安さだけで選んでしまうと、後々で困ることがたくさんあります。
まず一番にあげられるのは、住まいから買い物に行くときなどの交通の利便性ですよね。最近では見なさんが車を所持していますので、そんなに困ることだとは思わないかもしれませんが、お子さんがいらっしゃる場合には学校や幼稚園までの距離を考えることも必要ですし、また建築する住まいの周囲の環境なども気になるところです。
いくら利便性が整っていたとしても、近隣の環境が騒音によって阻害されたり、あまり交通量の多い路面に面しているところも排ガスの問題などを考慮すると、このような場所に住まいを建築するのは避けたいところです。ほかにも日当たりや、災害による被害を受けやすいところなどは、避けるように心がけたい部分です。

ハウスメーカー

住まいを建築する土地が決まったら、次はどこに住まいの建築をお願いするかで悩みますよね。付き合いで工務店などにお願いする場合は別ですが、大抵の場合にはハウスメーカーにお願いすることになるでしょう。ここで注意が必要なのは、まずはネットなどで色々なハウスメーカーの情報を集める事です。
ホームページを見るのはもちろんですが、口コミは有力な情報が載っていたりしますから、ハウスメーカーを比較するのには役立ってくれると思います。
その上で、次は直接いくつかのハウスメーカーさんに伺ってみます。住まいを建築するというのは、ハウスメーカーにとってみれば仕事ですが、私たちにとったら財産ですから、ここで判断を誤ると、取り返しがつきません。
当然ながら住まいを建築するとなると、営業の人も真剣になりますが、仕事がほしいがために、他のメーカーさんの事を悪く言うような所は避けた方が無難だと思います。

建築のプラン作り

ある程度住まいを建築するハウスメーカーさんを絞ったら、次は建築のプラン作りです。このときに初めて、土地を監修する住環境測定士や地質調査技士によって、周辺環境や建築する住まいの状況を細かく見てもらいます。この段階までは、どのハウスメーカーさんでもやってくれますので、お願いしてみるといいでしょう。
大まかな金額や間取り図などを把握する事ができます。ただ気を付けて頂きたいのは、あるていどのビジョンを決めておいて、なるべく共通した間取り図でプランを作ってもらうようにしないと、統一性が無いために、どうしても変わってきてしまいますので、注意してください。
またこの段階で、親身にならずに、面倒そうな態度をとるようなハウスメーカーや、あれこれと商品を進めてくるようなところも、住まいを建築してもらうリストからは、外したほうがいいと思います。