バリアフリー

我々の多くが若い(30代とか40代)時に家を購入するのが一般的ですが、その時は自分が年を取ってからその家で生活をするという事をイメージして部屋の配置や設備の配置などをすることはないですよね。どちらかといえばその時にはやっているものを取り入れたり、デザインなどを重視する人が多いと思います。

ですが年齢の変化とともに今まで当たり前にできていたことができなくなってしまい、何十年も暮らした自分の家なのに、生活をするのがとても不便・苦痛になってしまいます。
そこで快適に生活をするために必要なのが「バリアフリー」へのリフォームです。
「バリアフリー」という名前を聞いたことある人も多いと思いますが、バリアフリー住宅とは「障害物のない家」という意味を指し、車いすや松葉づえでも自由に(不便なく)動き回ることができ、高齢になっても安心して暮らすことができる家です。

バリアフリーにするためのリフォームとしてよくイメージされるのが部屋と部屋の間の段差をなくすことや玄関、階段、トイレ、お風呂など生活導線上に手すりをつける、狭い部屋と部屋をくっつけて行動しやすい間取りにする、水回りを移動する、廊下を広げる、ホームエレベーターを付けるなど費用的に大掛かりになってしまうものもあります。
バリアフリーのリフォームは今すぐ必要かといえばそうでないものがほとんどだと思いますが、将来ご自身がどのような身体的な状況におかれるかわからないので、いざというとき困らないよう準備だけはしておいたほうがいいです。