メーターモジュール
最近のハウスメーカーでは、大抵の住まいを建築するときにメーターモジュールを使用しています。このモジュールとは採寸の方法で、メーターモジュール以外にも、尺モジュールやインチモジュールがあり、それぞれその尺の長さが違っています。
メーターモジュールが1000ミリなのに対して、尺モジュールでは910ミリとなっていて、インチモジュールは1218ミリと一番大きいですが、日本で用いられることはあまりなく、主に海外で使用されています。
メーターモジュールを使って住まいを建築することで、今までよりも広い感覚で住まいの設計ができるようになり、建築の際にも図りやすいために、良く使われています。
住まいを建築する際にメーターモジュールを使うことで、部屋はもちろん、トイレや廊下などが、1単位につき90ミリも広がりますので、とても需要が高いモジュールです。
建築における手法
現在の日本では、住まいの建築における手法の種類や技術において、世界中の中でもトップクラスを誇っています。その中にも様々な種類の手法があり、ツーバイフォー、重量鉄骨、鉄筋コンクリート、ログハウス、木造軸などがあります。
良く使われているものを説明すると、重量鉄骨とは、住まいのロングライフを考える上で、しっかりとした骨組みを作り、広い空間でもしっかり支えられるように建築できます。しかし鉄骨は名の通り鉄であるために、湿気などから錆びてしまうので、それを防ぐような工夫をしながら、住まいの中で気をつけていかなければなりません。
ツーバイフォーとは安く仕上げることができる木造で、リフォームがしやすい、耐震に強いなどのメリットがありますが、住まいを建築する中で、長雨などにより水浸しになってしまうと、木が弱くなってしまったり、変形してしまったりというデメリットもあります。
図面
ある程度のビジョンが決まると次はそれを本格的に図面にしていきます。ただ一枚の紙に書かれるわけではなく、たくさんの図面が冊子となって出来上がってきます。まずは敷地調査報告書。これは近隣の調査を行った内容が記載されます。そして屋根部分の図面などもあり、住まいの平面図、立体図面、断面図が作られます。
私たちはこれを見るだけで想像がつきますが、建築する業者さんが使用するものとしては、展開図面、平面詳細図、階段、部分詳細図、そしてそれぞれの細かい部類にわかれて構造基準図の他に、壁量計算書、外部給排水図、電気配線、ガス配管図などがあります。
その他にも庭などにおける住設機器図や外構図、などがあり、住まいを建築するときには、とてもたくさんで詳細な図面な上がってきます。この図面に基づいて、建築業者が住まいを建築していきますから、この図面が住まいの建築を全て握っているわけです。
地鎮祭
いよいよ着工というところで、次に悩みとされるのが地鎮祭を実施するかどうかといい事ですね。そもそも地鎮祭をしなかったからといって、不幸が招かれるような事はありません。
あくまでも今後、住まいの建築を託す業者さんへの顔合わせや、これからよろしくお願いしますというものです。ハウスメーカーなどで、地鎮祭の手配をしてくれる場合もありますが、そうではない場合には、暦の仏滅などを避けて、スケジュールを調整しましょう。
日取りが決まって、地鎮祭の当日には、住まいの建築に携わる業者が集まります。その中で、地鎮祭の施主がするべき事は、四方払い、地鎮、玉串拝礼となります。
それぞれわからないとは思いますが、きちんと神主さんが教えてくれますから、心配ありません。あまり派手な服装は避けて、地鎮祭が終了したあとには、神主さんに玉串料として2~3万を包み、渡すようにします。